介護の基本三原則とは、高齢者や障がいのある方など、介護を必要とする人に対して支援を行う上で、とても大切な基本的な考え方です。
一般的に、以下の3つが「介護の基本三原則」とされています。
① 尊厳の保持(人間としての尊厳を大切にする)
介護を受ける人も一人の人間として尊重し、その人の意思や価値観を大切にすること。
たとえば、勝手に物事を決めない、自分でできることは自分でしてもらう、プライバシーを守る…などがこれに当たります。
② 自立支援(できることを増やす手助け)
ただ「お世話する」のではなく、その人が自分でできることは自分でできるように支援すること。
たとえば、靴を履くのを手伝うときも全部やるのではなく、できるところまで自分でやってもらい、難しい部分だけを助けるようにします。
③ 利用者本位(本人の希望を最優先にする)
介護する側の都合ではなく、「介護される人がどうしたいか」を中心に考えること。
その人のペース、好きなこと、生活習慣などを尊重して支援を行います。
この三原則は、介護の質を高めるためだけでなく、介護を受ける人が「その人らしく」生きるためにとても大切な考え方となります。
介護を志す方や、携わる方は必ず覚えておいてくださいね。
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