保育士の面接ではどんなことを聞かれますか?
保育士の面接では、仕事への熱意や人柄、子どもへの理解、保護者対応の姿勢などがよく見られます。
よく聞かれる質問とその意図をまとめたものと回答例をあげてみますので、参考にしてください。
基本情報・志望動機
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自己紹介をしてください。
→ コミュニケーション力や自己表現力を見ています。 -
なぜ保育士になろうと思いましたか?(志望動機)
→ 動機の深さや、子どもへの愛情・関心を確認しています。 -
当園を志望した理由は何ですか?
→ 園の方針や特徴を理解しているか、下調べしているかが問われます。
子どもへの対応・考え方
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子どもと接するうえで大切にしていることは?
→ 保育観や教育観、人柄を見ています。 -
子どもが泣いてしまったとき、どう対応しますか?
→ 共感力や冷静な対応力があるかを見ます。 -
けんかをしている子どもがいたらどうしますか?
→ 問題解決力・仲裁の仕方が評価されます。
保護者や職場との関係
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保護者対応で気をつけていることは?
→ コミュニケーション力・信頼関係の構築力。 -
職員同士で意見が食い違った場合、どうしますか?
→ 協調性や職場内での対応力を見ています。
実務的なこと・スキル面
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ピアノや製作物に自信はありますか?
→ 得意・不得意を把握し、どのように工夫しているかを聞かれます。 -
保育士としての強み・弱みを教えてください。
→ 自己理解と成長意欲が見られます。
その他よくある質問
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今までの保育経験を教えてください(実習でもOK)。
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ストレス解消法はありますか?
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どんな保育がしたいですか?
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クラス担任の経験はありますか?
ここから先は上記のような質問に対しての回答例をあげてみます。
回答例を参考に、自分なりの回答を考えてみてください。
・自己紹介をしてください
回答例:
「〇〇(フルネーム)と申します。短大では保育について学び、保育実習では0歳児と3歳児のクラスに入らせていただきました。子どもの発達に合わせた関わり方の大切さを学び、保育士として働きたいという思いが強くなりました。子ども一人ひとりに寄り添い、安心できる環境づくりを心がけていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。」
・なぜ保育士になろうと思いましたか?
回答例:
「小さい頃から、近所の子どものお世話をするのが好きで、『子どもに関わる仕事がしたい』という気持ちをずっと持っていました。実習やボランティア活動を通じて、子どもの成長を間近で感じられることにやりがいを感じ、保育士を目指すようになりました。子どもたちの気持ちを受け止め、一緒に成長していける保育士になりたいです。」
・当園を志望した理由は?
回答例:
「園のホームページで“子どもを真ん中にした保育”という言葉に惹かれました。見学の際も、先生方が子ども一人ひとりに丁寧に声をかけておられ、温かい雰囲気を感じました。私もこのような環境の中で、子どもの心に寄り添う保育をしていきたいと強く思い、志望させていただきました。」
・子どもが泣いていたらどうしますか?
回答例:
「まずは子どもの気持ちを受け止め、『悲しかったね』『どうしたの?』と優しく声をかけます。そのうえで、安心して気持ちを出せるように寄り添いながら、原因を探っていきます。無理に泣き止ませようとせず、子どもが安心して話せるような関係づくりを心がけたいです。」
・子ども同士がけんかをしていたらどうしますか?
回答例:
「まずはけがをしないように安全を確保し、子どもたちの話を一人ひとり丁寧に聞きます。そして『どうしてそう思ったの?』『相手はどう思ったかな?』など、気持ちのやり取りができるようサポートします。自分の気持ちを言葉で伝えられる力や、相手の立場を考える力を育てるきっかけにしたいと思います。」
・保護者対応で気をつけていることは?
回答例:
「保護者の方の気持ちに寄り添う姿勢を大切にしています。子どもの様子を具体的に伝えることで安心していただけるよう心がけています。また、何か気になることがあれば、早めに丁寧にお伝えし、連携して子どもの成長を支えたいと考えています。」
このようによくある質問やそれに対する回答などはあらかじめ用意しておくと緊張せず、落ち着いて答えられますね。
予想にない質問もあると思いますが、保育士には冷静な判断力が必要ですので、慌てず、落ち着いて答えることが、重要なポイントとなります。
他にも面接などで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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