ブログ

この夏のコロナの傾向と対策について

2025.08.12

最近の感染傾向と注目ポイント

1. 再び感染拡大⁉ 夏の波が続く

2025年7月28日〜8月3日の定点医療機関あたりの平均患者数は 5.53人。前週の 4.12人から上昇し、なんと 7週連続の増加傾向となっています 。 夏でも感染は活発で、お盆の帰省やイベントなどによるリスクも無視できません。

2. 感染症費用も再び上昇中

2025年1月診療分では、新型コロナ感染症が 医療費全体・医科外来ともに第2位に浮上。この「流行→沈静化→流行…」を繰り返す傾向は依然続いている様子です。

3. 主流の変異株は何?

日本では オミクロン派生株「KP.3」や「JN.1」 が中心で、感染力が高い一方、重症化リスクは低め。咽頭炎、発熱、倦怠感など上気道中心の症状が目立ち、味覚・嗅覚障害は少ない傾向にあります 。


最新の対策:予防から治療まで

A. ワクチン*最新更新済*

  • 2024年秋からは XBB.1.5対応のワクチンが導入されており、現在は高齢者、基礎疾患のある方、医療・介護従事者、妊婦を中心に接種が推奨されています。

  • 一般成人は接種努力義務ではありませんが、家族に高齢者や持病のある方がいる場合などは検討してもよい選択です。現在は有料になっておりますので、各自治体や医療機関に問い合わせてください。

B. 治療薬の充実

  • 発症後の重症化を防ぐため、以下のような治療薬が使用されています

    薬剤名主な対象特徴
    ラゲブリオ(モルヌピラビル) 高リスク者(妊婦除く) 経口、発症5日以内に使用
    パキロビッド 高リスク者(肝腎機能良好) 薬剤相互作用に注意
    ゾコーバ(エンシトレルビル) 軽症者(12歳以上) 若年者に対応可能な経口薬
  • 一般的な風邪薬と併用するケースも多いですが、症状の緩和を中心とした使用です。

C. 自宅療養時の心得

  • 発症後 5日間は感染力が高いため、高齢者や持病のある家族との接触を控えること。

  • 十分な 水分補給・休養を心がけ、呼吸困難、脱水、39℃以上の高熱が続くようなら再受診を検討してください 。

D. 日常・環境でできる基本的感染対策

厚生労働省の指針では、以下が引き続き推奨されています:

  • 手洗い・アルコール消毒

  • 咳エチケット

  • 換気の確保 厚生労働省

合わせて、各医療機関では以下のような対策も実施されています:

  • マスク着用・換気・手洗い

  • テレワークやオンライン会議の推進

  • 抗原検査やホームアイソレーションの活用


まとめ(2025年8月時点)

  • 感染は夏でも再び増加中で、コロナは「波を繰り返す」疾病である点に要注意。

  • 最新対応ワクチンや治療薬の活用により、感染予防と重症化防止が可能に。

  • 日常生活における基本対策の徹底と、自宅療養時の体調管理が「私たち自身の安心」を支える鍵です。





医療・介護・保育関係の仕事探しならドリームワークへ!
ドリームワーク株式会社
大阪府堺市北区黒土町2173-1
072-240-3839

ドリームワーク株式会社

派遣会社「ドリームワーク株式会社」
大阪市・堺市で医療・介護・保育の
仕事探しをサポート

所在地
〒591-8024
大阪府堺市北区黒土町2173-1
TEL
072-240-3839
FAX
072-240-2469
営業時間
9:00〜18:00
定休日
土・日曜日

ドリームワークへのお問い合わせはこちら